「いつもまってるお月さん」


たしか小学3年くらいだと思う。お月さんが大好きになって、特に満月の夜はなぜかふるえていた。寒くもないのに。

満月は時々しか会えないけど、楽しい時はいつも忘れて悲しいときだけまってるの。どうしてだか今も!

もう65才だとゆうのに、おやじの顔や、おふくろの顔が重なる時、少しあったかい物が流れるのを感じる。

豪一